穏やかな茶道


銀座松屋で行われていた上田宗箇展に出かけてきました。
戦国の時代に戦っていた武士の茶道ということで、荒々しい物を想像して行ったのですが、そのお点前は穏やかで謙虚な心が伝わってくるものでした。外は戦場の時代に茶室で穏やかな時間を過ごす、なんとも想像を超えるコントラストでした。
展示の最後にいただいた広島から取り寄せたというお菓子「蠟梅」とお茶は美味しく、亭主の説明も謙虚で400年の時を超えて上田宗箇の心を感じた一時でした。
お茶の稽古とは400年前の心を伝えていくものなのだと他流の茶道を見てあらためて感じました。